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研究内容

DEVELOP - Single-Component Non-Magnetic班

現在,カラーレーザプリンタや複写機などで用いられている現像方式の一つが非磁性一成分現像です.この方式では,図1に見られるように,電位をかけた現像ローラに帯電したトナー粒子 (直径6 um) をくっつけ,感光体へと搬送して現像を行います.
非磁性一成分現像方式において画像の高品位化を図るためには,現像ローラ上にトナー量とトナー帯電量が均一なトナー薄層を形成する必要があります.そこで私たちの研究班では昨年度よりトナー薄層形成過程について,実験とシミュレーションの両面からの研究を行っています.


図1 現像方式概念図

■ トナー層形成過程の可視化

実際の現像ローラを高速度カメラで観察したのが図2,DEM (個別要素法) を用いてシミュレーションを行った結果が図3です.シミュレーションでは,カメラ観察では見えないドクターブレードと現像ローラの間におけるトナーの挙動や,トナーにかかる応力などを可視化していきます.

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図2 (wmv形式 1.40 MB) 図3 (wmv形式 129 KB)

更新日: 2012/05/14 15:18:00