CHAIN
二成分での実験
 レーザプリンタの実機では,電磁粒子(キャリア)にトナーを混合させてチェーンを形成する.キャリアのみでチェーンを形成する場合とトナーを混合させた場合で,どのように違いが現れるかを調べるため実験を行った.
 比較項目は大きくわけて二つで,
  1.油中実験や高磁界実験と同様,形成されたチェーンの長さを測定する.
  2.電界剥離実験を行い,形成されたチェーンへの電界作用を調べる.
 結果としては,チェーンの長さに変化はみられず,キャリアの間に絶縁性のトナーが混入することで,電界剥離実験における剥離電界強度が著しく上昇することがわかった.


図 チェーン模式図

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